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GIFTING&ショッピング!暮らしの良品館:ホームページ  ♠ GIFTING&ショッピング!暮らしの良品館がご案内する、暮らしの歳時記 : 7月です。
  旧暦7月を文月(ふみづき)と呼び、現在では、新暦7月の別名のひとつとしても用いています。
 文月は、短冊に歌や字を書き書道の上達を願った七夕に因み文披月(ふみひらづき)から転じたといいます。

7月 [ 文月 ]

◇◆◇  主な出来事・行事  ◇◆◇

 1日・・

・山開き
  ・海開き
  ・支倉常長、没す [ 1622年/元和8年 ]
  ・三井銀行、開業 [ 1876年/明治9年 ]
  ・霧島、朝日など初の専売たばこ発売 [ 1904年/明治37年 ]
  ・メートル法、施行 [ 1924年/大正3年 ]
  ・総武本線御茶ノ水・両国間開通、中央本線との連絡開始 [ 1932年/昭和7年 ]
  ・東京市、東京都になる [ 1943年/昭和18年 ]
  ・羽田空港、米軍から返還 [ 1952年/昭和27年 ]
  ・名神高速道路全線開業 [ 1965年/昭和40年 ]
  ・郵便番号制度実施 [ 1968年/昭和43年 ]
  ・交通反則通告制度の実施 [ 1968年/昭和43年 ]
  ・環境庁発足 [ 1971年/昭和46年 ]
  ・ウォークマン発売 [ 1979年/昭和54年 ]

1日〜15日・・

・博多祇園山笠
  ・お中

1日〜31日・・

・京都祇園祭り
 

2日・・

・新田義貞、越前藤島で敗死 [ 874年/建武5年 ]
  ・金閣寺、全焼 [ 1950年/昭和25年 ]
 

3日・・

東京浅草、国際劇場開場 [ 1937年/昭和12年 ]
 

4日・・

・日本麦酒会社、新橋にビヤホール開店 [ 1899年/明治32年 ]
  ・破壊活動防止法が国会で成立 [ 1952年/昭和27年 ]
  ・新東京国際空港、成田に決定 [ 1966年/昭和41年 ]
 

5日・・

・代々木練兵場新設 [ 1907年/明治40年 ]
  ・後楽園球場で初のナイター [ 1950年/昭和25年 ]
  ・連続放送劇、鐘の鳴る丘、放送開始 [ 1947年/昭和22年 ]
  ・池田弥三郎、没す [ 1982年/昭和57年 ]

5日〜9日・・

・入谷鬼子母神、朝顔市
 

 6日・・

・浅間山大噴火、天明の大飢饉 [ 1789年/天明3年 ]
  ・谷中天王寺、五重塔全焼 [ 1957年/昭和32年 ]
  ・大相撲六場所制となり初の名古屋場所開催 [ 1958年/昭和33年 ]
 

7日・・

・七夕
  ・小暑(しょうしょ) ※平成23年
  ・サイパン守備隊3万人玉砕 [ 1944年/昭和19年 ]
  ・第八回参議院選挙、タレント議員誕生 [ 1968年/昭和43年 ]
  ・広告付きはがき発売 [ 1981年/昭和56年 ]

7日〜10日・・

・平塚七夕祭り
 

8日・・

・初の生命保険会社、明治生命保険会社設立 [ 1896年/明治29年 ]
  ・警察予備隊、創設 [ 1950年/昭和25年 ]
  ・売春白書発表、公娼50万人と推定 [ 1955年/昭和30年 ]
  ・朝永振一郎、没す [ 1979年/昭和54年 ]
 

9日・・

・日の丸を日本惣船印と決定 [ 1854年/嘉永7年 ]
  ・東京国立近代美術館、返還戦争画の公開 [ 1977年/昭和52年 ]
  ・上田 敏、没す [ 1916年/大正5年 ]
  ・森 鴎外、没す [ 1922年/大正11年 ]

 9日〜10日・・

・浅草寺四万六千日、ほおずき市 [ 東京都 台東区 ]
 

10日・・

・東京朝日新聞、創刊 [ 1888年/明治21年 ]
  ・日本初のタクシー会社、タクシー自動車株式会社創立 [ 1912年/明治45年 ]
  ・岩波文庫刊行開始 [ 1927年/昭和2年 ]
  ・銀行の土曜半休実施 [ 1928年/昭和3年 ]
  ・静岡県、登呂遺跡の発掘開始 [ 1947年/昭和22年 ]
 

11日・・

・秀吉、関白(関白藤原秀吉)となる [ 1585年/天正13年 ]
  ・鉄道院、八時間勤務を実施 [ 1919年/大正8年 ]
  ・総評、日本労働組合総評議会結成 [ 1947年/昭和22年 ]
  ・升田幸三、史上初の将棋三冠王 [ 1957年/昭和32年 ]
 

12日・・

・東京放送局(JOAK)、本放送開始 [ 1925年/大正14年 ]
  ・山下 清、没す [ 1971年/昭和46年 ]
 

13日・・

・盆迎え火
  ・郡上踊り [ 岐阜県 郡上市八幡町 ] ※7月中旬から9月上旬まで延32夜開催
  ・日本の標準時刻が定まる [ 1886年/明治19年 ]
  ・妊産婦手帳制実施 [ 1942年/昭和17年 ]
  ・優生保護法公布 [ 1948年/昭和23年 ]

13日〜16日・・

・靖国神社みたま祭り
 

14日・・

・熊野那智大社、那智の火祭り[和歌山県 那智勝浦町]
  ・廃藩置県 [ 1871年/明治4年 ]
  ・閣議、日本の呼称をニッポンに統一することを了承 [ 1970年/昭和45年 ]
  ・宇宙開発事業団:初の静止気象衛星、ひまわり打ち上げ [ 1977年/昭和52年 ]
 

15日・・

・お盆
  ・箱根の富士屋ホテル、外人専用ホテルとして営業開始 [ 1878年/明治11年 ]
  ・宝塚音楽歌劇学校の前身、宝塚唱歌隊の設立 [ 1913年/大正2年 ]
  ・日本共産党の成立 [ 1922年/大正11年 ]
  ・東京オリンピックの中止決定 [ 1938年/昭和13年 ]
  ・政府、宝くじを発行 [ 1945年/昭和20年 ]
 

16日・・

・盆送り火
  ・やぶ入り
  ・閻魔の大斎日
  ・長良川まつり [ 岐阜県 岐阜市 ]
  ・大相撲:高見山、外国人として初優勝 [ 1972年/昭和47年 ]
  ・トニー 谷、没す [ 1987年/昭和62年 ]
  ・小倉祇園太鼓 [ 福岡県 北九州市 ] ※第三週の金、土、日
 

17日・・

・京都祇園祭り、山鉾巡行
  ・勤労青少年の日
  ・経済白書、もはや戦後ではないと発表 [ 1956年/昭和31年 ]
  ・江戸が東京となる [ 1868年/明治元年 ]
  ・市川雷蔵、没す [ 1969年/昭和44年 ]
  ・プロ野球オールスターゲーム、江夏 豊の九連続三振 [ 1971年/昭和46年 ]
  ・石原裕次郎、没す [ 1987年/昭和62年 ]
 

18日・・

・海の日
  ・東条英機内閣、総辞職 [ 1944年/昭和19年 ]
  ・光化学スモッグ発生 [ 1970年/昭和45年 ]
 

19日・・

・三池炭鉱争議 [ 1960年/昭和35年 ]
  ・ヘルシンキ五輪に、戦後初参加 [ 1952年/昭和27年 ]
 

20日・・

・神戸造船所開設 [ 1905年/明治38年 ]
  ・日本マクドナルド、銀座三越に一号店をオープン [ 1971年/昭和46年 ]
 

21日・・

・土用の丑 ※毎年、変動
  ・グァム島守備隊1万8千人、玉砕 [ 1944年/昭和19年 ]
  ・破壊活動防止法公布 [ 1952年/昭和27年 ]
 

22日・・

・ザビエル、鹿児島に上陸 [ 1549年/天文18年 ]
  ・郡区町村編成法を定め、行政区として郡町村を復活 [ 1878年/明治11年 ]
 

 23日・・

・ふみの日
  ・大暑(たいしょ) ※平成23年
  ・天理教、布教を公認される [ 1867年/慶応3年 ]
  ・初めての火災保険会社、東京火災保険会社設立認可 [ 1887年/明治20年 ]
  ・児玉源太郎、没す [ 1906年/明治39年 ]
  ・文部省、小中学校の学習指導要領改正、君が代を国歌と規定 [ 1977年/昭和52年 ]

23日〜25日・・

・相馬野馬追祭り[福島県 南相馬市]
 

24日・・

・地蔵ぼん
  ・芥川龍之介、自殺 [ 1927年/昭和2年 ]

24日〜25日・・

・大阪天神祭
 

25日・・

・平家、京落ち [ 1183年/寿永2年 ]
  ・日清戦争始まる [ 1894年/明治27年 ]
  ・古賀正男、没す [ 1978年/昭和53年 ]
  ・地上アナログ放送終了 [ 2011年/平成23年 ]

25日〜28日・・

・神楽坂祭り
 

26日・・

・津田梅子の英学塾、設立 [ 1900年/明治33年 ]
  ・対日ホツダム宣言 [ 1945年/昭和20年 ]
 

 27日・・

・隅田川花火大会 ※最終土曜日

 

・田中角栄前総理の逮捕 [ 1978年/昭和53年 ]
 

28日・・

・ラジオの受信料廃止 [ 1967年/昭和42年 ]
  ・江戸川乱歩、没す [ 1965年/昭和40年 ]

 28日〜29日・・

・北海へそ祭り[北海道 富良野市]
 

29日・・

・両国の花火大会、17年ぶり復活 [ 1978年/昭和53年 ]
  ・辰巳柳太郎、没す [ 1989年/昭和64年 ]
 

30日・・

・明治神宮、明治天皇祭
  ・明治天皇の逝去 [ 1912年/明治45年 ]
  ・自衛隊機、全日空機に追突 [ 1971年/昭和46年 ]
  ・古賀政男に国民栄誉賞 [ 1978年/昭和53年 ]
  ・今 日出海、没す [ 1984年/昭和59年 ]
  ・東北自動車道、全通 [ 1986年/昭和61年 ]
 

31日・・

・羽越本線全通、日本海縦貫鉄道完成 [ 1924年/大正13年 ]
  ・昭和天皇・皇后、戦後初めて明治神宮を参拝 [ 1952年/昭和27年 ]
  ・保安庁法公布、警察予備隊を保安隊に編成替え [ 1952年/昭和27年 ]
  ・加藤大介、没す [ 1975年/昭和50年 ]
 
※行事等は、中止や変更となる場合がありますので、改めて主催者等にお確かめ下さい。

◇◆◇ 暮らしのしきたり ◇◆◇

◇◆◇  しきたりの故事、来歴  ◇◆◇  

・ 山開き・・・

古くから山には神霊が宿ると信じられておりました。
  特に山岳信仰と密教と混交した修験道では、山を修行の場とし、奈良時代以来、熊野・大峰・富士山・日光山・立山・
  出羽三山など各地に多くの霊山が生まれました。
  霊山では普段の登拝を禁じ、一定の期間を限って許可しておりました。
  また、これらの霊山にはいるには、修行を積んだ修験者(先達・山伏・御師)の案内がないと許されませんでした。
  江戸時代後期には、交通路の発展にともない、霊山詣でが盛んになりました。
  特に大山参り(神奈川県伊勢原市)が人気で、先達に導かれ水垢離(みずごり)をとって入山しました。
  その解禁日を山開きといい、現在では7月1日に、期間中の無事を祈る行事として行われています。
  また、期間の最終日には閉山まつり、山じまいが行われます。
  山開きは、現在、川開き・海開きと同様に、シーズン到来の観光行事化してきています。
 

・海開き・・・

海開きは、山開きや川開きにならって、近年になって行われるようになった行事です。
  その年初めて遊泳者用に海水浴場の使用を許可するとともに、海の家などの業者への営業解禁日であります。
  地方により開きの日にちは異なりますが、関東地方では7月1日が多いようです。
  海開きの当日は、シーズン中の安全と海水浴場の繁盛を記念して祈祷が行われ、様々なアトラクションも行われます。
  古くから祭りや武術のため海で泳いでいました、特に江戸時代には土用の丑の日に水浴すると病気にかからないという
  風習がありましたが、多くの人が健康や体育のため泳ぐようになるのは、西洋の医学・軍学が取り入れられた明治以降で
  1881年/明治14年に後藤新平が愛知県常滑に海水浴場を設けたのが最初とされています。
 

・川開き・・・

川での納涼や水泳シーズンが始まるのを祝い、水難防止を願う行事です。
  今は七月下旬から八月初旬に行われます。
  最も有名な両国の川開きは、将軍吉宗が1733年/享保18年5月28日、前年の飢饉と悪疫の流行で亡くなった人を
  供養するため、隅田川河畔で水神祭を行ったのが始まりです。
  江戸ではこの日から8月26日までの三ヶ月間が納涼期間となり、この間は江戸市中では禁じられていた花火や水泳も
  隅田川では許されました。
  特に川開きの当日は、河畔の船宿・料理屋などが、客寄せのため、豪勢に花火を打ち上げました。
  現在でも、隅田川の花火大会は七月の最終土曜日に行われています。
  川開きは、全国の大きな河川で市町村ごとに花火大会の形で行われることが多い。
  夜空に一瞬の花を咲かせ、轟音を放つことで、暑気払いだけでなく厄病除けと疫神退散の意味も込められています。
 

・お中元・・・

道教に由来する年中行事。
  1月15日の [ 上元 ]、7月15日の [ 中元 ]、12月15日の [ 下元 ] の三元の一つ。
  お中元の本来の行事は、祖先の魂祭りで、嫁いだり、分家した一族の者が親元に集まってきました。
  このとき、祖先の魂にささげる物(盆供)と共に、商い先や世話になった人に贈り物をするようになり、
  この習慣を、特に中元と呼ぶようになりました。
  現在行われているお中元は、一年の上半期のくぎりの意味で、7月上旬から15日頃(地方により8月15日)までの間に、
  日ごろお世話になっている人に、贈り物をします。
  ※お中元の期間が過ぎた場合の贈り物は [ 暑中御見舞・残暑御見舞 ] にします。
 

・七夕・・・

五節句の一つ。
  牽牛星(けんぎゅうせい)織女星(しょくじょせい)を祭る行事。
  月遅れの8月7日に行う地方もあります。
  七夕の行事には牽牛と織女の二星が年に一度、天の川をはさんで逢うというロマンチックな説話と、この二星を祭って、
  裁縫や書などの上達を祈念する乞巧奠(きっこうでん)の風習が習合したものと言われます。
  奈良時代の頃から宮中行事となりました。
  江戸時代には幕府の式目に定められ、芸事の上達を願う祭りとして、その形が現在の七夕行事に伝わっています。
 

・小暑(しょうしょ)・・・

一年を24に分けて季節を表す、二十四節気の第十一。
  梅雨明けが近付き、蝉が鳴き始め、暑さが本格的になるころです。
  カレンダーには「温風至」と書かれて、中国では「おんぷういたる」・日本では「あつかぜいたる」と呼ばれています。
  この頃から暑中見舞いを出します。
  小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。小暑の終わりごろに夏の土用に入る。
 

・乞巧奠(きっこうでん)・・・

陰暦7月7日の行事。
  中国から伝来、七夕の原形でもあり、星に天地の恵みを感謝をする日、女子が手芸・裁縫などの上達を祈願した日です。
  奈良時代に宮中の節会(せちえ)に取り入れられ、在来の棚機女(たなばたつめ)の伝説や祓えの行事と結びつき、次第に
  民間にも普及して現在の七夕行事になりました。
  乞巧祭会(きこうさいえ)
 

・棚機女(たなばたつめ)の伝説・・・

機織りに大変優れた女性がいました。
  天帝がその腕前を褒め讃え、織姫の名を与え、働き者の牛飼いである彦星と結婚させましたが、ところが、
  織姫は新生活の楽しさにかまけて機を織らなくなり、彦星は牛を追わなくなり、天帝の怒りをかってしまいました。
  天帝は二人を罰するため、天の川で隔て、会えないようにしてしまいましたが、一筋の情けとして、
  年に1度だけの逢瀬を許しました。
  この日に降る雨は、催涙雨とも呼ばれ、織姫と彦星が流す涙といわれています。
  ここから様々な伝説、信仰と言葉が生まれ、機織りの名手である織姫に肖ろうとしたのが乞巧奠という行事です。
 

・お盆・・・

7月(または8月の)13日〜16日の四日間、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を [ お盆 ] と呼びます。
  ・盆迎え火:13日の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。
  ・期間中には僧侶を招きお経や飲食の供養をします。
  ・盆送り火:16日の夕方、送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただきます。
  一般に仏教の行事と認識されていますが、仏教の教義で説明できない部分も多い。
  仏教に於ける盂蘭盆(ウランバナ)の行事、地獄の苦しみをうけている人々を、この世から供養することの功徳によって、
  その苦しみを救い願う行事と、今の自分があるのは、ご先祖さまのお陰であるとする先祖崇拝の心と合体したものです。
  古くからの農耕儀礼や祖霊祭祀などが融合して伝えられてきたのが日本のお盆です。
  日本各地で行われるお盆の行事は、各地の風習などが加わったり、宗派による違いなどによってさまざまですが、
  一般的に先祖の霊が帰ってくると考えられています。
 

・盂蘭盆会・・・

一般には、盂蘭盆会(うらぼんえ)は [ 盆会 ] ・ [ お盆 ] ・ [ 精霊会(しょうりょうえ) ] ・ [ 魂祭(たままつり) ] などと呼び、
  仏教行事として、日本古来の豊作を祖霊に祈る祭として広く行われています。
  この行事が一般に広がったのは、仏教者以外の人々が、旧暦7月15日の中元節(中元)に先祖に供物し祭る風習とが
  一体となって、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏してくれるようにと、子孫が、報恩の供養をする行事です。
 
  盂蘭盆会とは、インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、 
  転じて「逆さまに釣り下げられるような苦しみにあっている人を救う法要」の意味といわれます。
  お盆の行事はお釈迦さまの弟子の一人、目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来しています。
  目連尊者は、ある時神通力によって、亡き母が餓鬼道に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。 
  そこで、どうしたら母親を救えるのか、お釈迦様に相談したところ、 お釈迦様は言われました。
  「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば、母を救うことが出来るであろう」と。
  目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって、母親は極楽往生がとげられたとのことです。
  それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日となりました。
 

・暑中御見舞・・・

暑中とは、二十四節気の中の「大暑」にあたる期間のことで、7月20日〜8月8日ごろの立秋の前日までをさします。
  暑中見舞いもこの間に先方に着くように出します。
  暑中見舞いは、お盆に親元や仲人などを訪問し、贈り物をする風習が簡略化したもので、夏の盛りに相手の安否を
  気づかい、自分の様子を知らせる便りでもあります。
  その期間が過ぎたら [ 残暑見舞い ] として出すのが正式です。
 

・やぶ入り・・・

やぶ入りは、年二回、正月の1月16日と、後のやぶ入り称する7月16日です。
  やぶ入りは、本来、農山漁村では、嫁が実家に帰り先祖祭に加わる日で [ 物忌(ものいみ)の日 ] の一つでありました。

 

江戸時代、お正月とお盆には奉公人が休みをとって実家に帰ることが出来る時期でこれを [ 藪入り ] と称しました。
  当時は、仕事を見習うために、職人・商人ともに、十三・四歳頃から師匠や商家を選んで丁稚奉公にでたものです。
  奉公人の休暇は、男子は丁稚なら春秋各一日を不定期にもらい、元服後はやぶ入りになりました。
  女は老若に関わらず春秋を通じて三日二夜の休みをもらうのが風習でした。
  正月の薮入りには、主人から衣類万端与えられ、小遣いをもらって親許へ帰ります。
  やぶ入りの語源は、宿入り(やどいり)・宿居り(やどおり)の転語など諸説あります。
  その後、週休制の普及とともに、やぶ入りは死語ななってしまいしました。
 

・土用の丑・・・

厳密には土用は、春夏秋冬の年4回ありますが、土用の丑の日といえば、夏の土用の丑の日のことをさします。
  夏の土用になることがあるのは、7月19日〜8月7日であり、2回となる場合が多々あります。
  2回目の丑の日を「二の丑」といいます。
  夏の土用の時期は、暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期ですから、昔から「精の付くもの」を食べる習慣があり、
  土用蜆(しじみ)、土用餅、土用卵などの言葉が今も残っています。
  鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られています。
  商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。
  源内は、「丑の日に”う”の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて
  店先に貼ることを勧めた。
  すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。
  その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。
  ”う”の付くものでいいのだから、うどんでもでもいいので、実際に鰻以外には、梅干や瓜などを食する習慣もあったが、
  今では殆ど見られない。
 

・大暑(たいしょ)・・・

一年を24に分けて季節を表す、二十四節気の第十二。
  快晴が続き、気温が上がり続けるころで、2011年は7月23日になります。
  夏の土用が大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続く。
 

・地蔵ぼん・・・

地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩の縁日(毎月24日)であり、なおかつお盆の期間中でもある旧暦7月24日に向け、
  その前日の宵縁日を中心とした3日間の期間を指し、またそのうちの日を選んで行われる地蔵菩薩の祭のことをいいます。
  地蔵盆は一般には寺院に祀られている地蔵菩薩を対象とした祭りではなく、道祖神信仰と結びついた路傍あるいは街角
  (辻)の地蔵が対象となっています。
 
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